有限会社 吉住塗装工場では、人と環境にやさしい「水性系塗料」を使ってお車の塗装をしております。

なぜ、水性系塗料を使うのか?

従来の溶剤系塗料の問題点

従来の溶剤系塗料は、多くの揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)を排出します。
VOCは、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質です。
製品から見て直感的には、「有機溶剤」とお考えいただければよいでしょう。
この有機溶剤は、人体に影響を及ぼします。

だからこそ、当社は人と環境への負荷を大幅に削減できる水性系塗料を選択しています。
当社使用の水性系塗料は、VOCを溶剤系塗料比 90%以上削減できます。

業界における水性系塗料導入状況は?

では、修理塗装業界の水性系塗料導入状況はどうなのか、みてみましょう。

水性系塗料導入状況表

この表でご覧いただけるように、
すでにヨーロッパ、アメリカやカナダなどでは水性塗料導入が義務化され、韓国でも義務化にむけて協議中です。
それに対し日本ではVOC削減目標はあるものの、水性系塗料導入の規制はなく、導入も進んでいません。
水性系塗料に関しては、後進国だといえるでしょう。

日本で水性系塗料が普及しない理由

では、なぜ日本で水性系塗料が普及しないのでしょうか?
その理由は、小規模の工場が多く、導入コスト(高額)・技術力・設備投資が必要だからなのです。

実は、自動車の生産ラインでは、各メーカーとも水性系塗料を使っています。

耐久性・品質は大丈夫?

「水性系」ということで、耐久性への不安を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自動車の生産ラインでも水性系塗料を使用しているくらいです。耐久性・品質に問題はありません

また、もともと水性系塗料で塗装してある車溶剤系塗料で塗装するより、水性系塗料で塗装する方がいい、というのはご理解いただけると思います。

水性対応塗装ブース

(有)吉住塗装工場には、水性対応塗装ブースが2基ございます。
どんなものなのか、写真でご覧ください。

水性対応塗装ブース

水性対応塗装ブース

アクアドライウルトラ装置

アクアドライウルトラ装置
※温風や除湿されたエアーを塗装面に当てる装置

ラッシュオフ装置

・側面
ラッシュオフ装置(側面)

・コーナー
ラッシュオフ装置(コーナー)
※乾燥を促すために側面及びコーナー面からエアーを吹き付ける装置

加湿装置

加湿装置
※湿度50~60%(最適な環境)に保持する装置

 

有限会社吉住塗装工場に安心してお任せください

技術力+専用設備+専用機器

 

修理の流れ自動車ボディ構造の進化ボディ構造の進化に対応する修理