お預かりから納車までの流れをご案内します

修理の流れ図

修理作業内容について

1.車のお預かり(引取)

・担当部門:フロント,納車引取

2.損傷・確認と修理見積書作成

お預かりした車の損傷個所の確認・写真撮影と修理見積書の作成をします。
その際、事故状況(衝突の入力方向・相手車両など)を把握して見積もりをいたします。

また、今回の事故による損傷であるかどうかの整合性の確認もあわせて行います。
見積は、コンピュータ(保険会社も使用している「コグニ7」)で作成します。


・担当部門:フロント

3.保険会社と打ち合わせ/部品の手配

見積書および写真を保険会社にインターネット経由で送り、保険会社と修理内容の打ち合わせをいたします。

必要部品の手配、作業指示を行います。

インターネットで打ち合わせ・部品の手配など(写真)
・担当部門:フロント

4.分解・鈑金・フレーム作業

損傷した部品や、修理のために分解が必要な箇所の部品を取り外します。
へこんで曲がってしまった箇所の整形・修復や部品交換をいたします。

最近のパネルは、薄くて張りが強い「超高張力鋼板」のため、特殊工具を使って修理します。

修理の流れ・写真

損傷が大きい場合は、3次元マルチアライメント計測器を使ってボディを立体計測し、損傷個所を正確に調べます。
その後、フレーム修正機で車体寸法を計測しながらゆがみを元通りに修正いたします。

当社では、

それぞれ導入いたしました。

修理の流れ・写真
・担当部門:板金

5.塗装の前処理

塗装前に下地処理をします。
(お化粧と同じで、車もきれいな色・ツヤを出すために前処理を施すのです。)
下地処理は、防錆効果はもちろん、板金による整形後の細かなデコボコを平滑にするほか、塗装の密着をよくする働きがあります。
最新の注意を払って、確実な処理を行います。

修理の流れ・写真
・担当部門:塗装

6.調色(色合わせ)

車の色の塗装缶をメーカーから購入してそのまま塗装するというわけではありません。
車の塗装は、同じ車種の同じ色であっても、生産ラインや使用環境、劣化などによって1台1台、微妙に色の違いがあります。
何種類もの塗料を組み合わせ、お客様のお車だけに合う塗料を調色いたします。

修理の流れ・写真
・担当部門:塗装

7.塗装

ホコリやチリを一切排した専用塗装室(塗装ブース 2基完備:下の写真左)を使い、塗装から乾燥を行います。
塗装に最適な環境を考えて設計した専門工場での作業が、よりハイクオリティな仕上がりを実現させています。

塗装(写真)
平成24年10月から、人と環境に優しい水性塗料を使っています

・担当部門:塗装

8.乾燥・磨き

塗装した部分が乾燥したら、仕上げ磨き作業を行います。

塗装面に輝きを与えるほか、車全体と塗装した箇所との調和を図る目的もあります。

乾燥・磨き(写真)
・担当部門:塗装

9.組み付け・点検

作業のために外した部品や、好感修理になった新しい部品を元通りに取り付けをします。
組み付けた箇所の作業点検を行うと同時に、不足部品の有無についてもここで入念にチェックいたします。

修理の流れ・写真
・担当部門:板金

10.洗車・最終点検・仕上げ

最終仕上げとして、車の清掃(車内を含む)をします。
また、最終点検と磨きを行います。

修理の流れ・写真
・担当部門:納車引取

11.納車

・担当部門:フロント,納車引取

 

自動車ボディ構造の進化ボディ構造の進化に対応する修理水性系塗装を使う理由